オレ、部落教学で花蓮へ行く
みなさんこんにちは!
少し時間があきましたねー
最近やっと涼しくなってきました
今日も21度くらいですね!
さてさて、今日は何かというと、台湾原住民歴史と文化という授業で、花蓮へ行ってきた話です
日本人、外国人という贔屓が一切ない一泊二日の部落教学、やはり楽しいですね
頭がとにかく疲れました。
花蓮から宜蘭に帰ってきて、そこからバスで台北までの予定でしたが、リュウ先生が部落教学に参加した中国人4人と日本人留学生のオレを連れて、台湾原住民を描いている画家の先生の画廊へ連れて行きました笑
もう、そのときは頭が疲れすぎて絵の内容が全然入ってきませんでしたね笑
去年は留学生を連れて飲み屋へ行ったらしいですが、これは楽しいだけで何か違うなと思ってしまったみたいです
いやー飲み会が良かったです笑
もともと、授業選ぶときに、原住民関連のを選ぶ予定ではいました
この授業のシラバスみたら、一泊二日の部落教学があるって書いてあったので、即決!
この前の土日がその部落教学の日でした!
オレが台湾の原住民について知ったきっかけは、セディクバレという映画です
台中の居酒屋で友達と飲んでいるときに、その映画を教えてもらいました
それで、台南に行ったときにDVDを買って帰ったんです
この映画は、1930年に起こった霧社事件を描いたもの
霧社事件とは、簡単に説明すると、台湾原住民セディク族による日本統治への反乱です
もう、この映画を見たとき、涙なしでは見ることができませんでした
この映画をきっかけに、台湾原住民についての本を読んだり、霧社事件についての本を読んだりしました
そして、今回の部落教学ですが、先生がセディク人ということもあり、セディク文化を学びに花蓮へ行きました
台湾には現在16族の原住民がいますが、たまたま、1番興味のあるセディク族のところへの部落教学でした
留学中に一度は行こうと思っていましたが、こういう形で行けるとは思ってもいませんでした
この部落教学で、1番思い出深い出来事は、セディク族の田先生の、歴史教育の時間の終わりに、大学からのお礼をオレが田先生に渡したことです
その辺を通りかかった人からすれば、輔大の学生が講義してくれた先生へお礼を渡しているという風景ですが、詳しく見てみると
セディク族の方が、日本統治の事実や出来事、当時の状況などを話し、それに対し、日本人がお礼をしているということです
もちろん講義の内容は、日本人にとって耳の痛くなるような内容です
霧社事件のことを調べれば、そのような内容の講義になることは明らかですが。
オレも、セディクバレを見てから、霧社事件の本を読んでから、いろんなことを考えました
どちらが悪いとか、そういう単純なことではなくね
だから、大学のリュウ先生が、『お礼は遠藤大輔が渡して』って言ってくれたときはすごく嬉しかったです
あの、お礼を渡す空間は、口ではうまく説明できないほど、奇妙な空間だったと思います。
もちろん、渡すときに講義に対するお礼の気持ちも大きかったです。
が、それ以上に、87年前の出来事についての気持ちが大きかったです
田先生も、同じようなことを思っていたかもしれません
まさか、日本人から別の形とはいえ、お礼をされるとは到底思わないですよね
オレは、日本人だけれども、この事件について、セディク族について興味があるんだよということが田先生に伝わっていれば、それだけで今回、部落教学に行った価値があると思っています。
知っているセディク語を使って少し会話も出来ました
もちろんこの他にも貴重な体験、たくさんしました
書くと時間がいくらあっても足らないので、この1つだけ詳しく書きました笑
今回、部落教学にいって再度思ったのが、
他の人が言ったことや、ネットに載ってるものを見ても、参考程度にしかならない
実際に行って、見て、聞いて、体験してこそ、それについて知ることが出来ると思いましたね
完璧に知ることが出来なくても、自分の中の確固とした何かが形成されるのは間違いないですね
日本で学んだことが、いろんな場所に生きています
性格は悪くなりましたが、大学でちゃんと勉強出来た証拠かなと思いました笑
だから、裏を返せばこのブログに書かれていることも、ネットに書いてあることなので、参考程度にしかならないわけですね
本当に知りたいなら、自分の足で探すしかないと思います
今回の経験は、本当に貴重でした。
冬休みの始め、タイへ旅行行くのですが、帰ってきたら、どこへ行こうが迷っていました。
台湾のどこかへは行く予定でしたが、目的はあまり定まっていませんでした
でも、やっと見つかりました
次は南投に行きます
今回はセディク語の文化体験がメインだったので、次は南投に行って、実際、霧社があったところへ行こうと思います
この時期は、山桜が綺麗だそうです
楽しみです
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